~多摩にこの人あり~ エッ!こんな仕事やってたんだ!!
二つもの保育園の理事長
10月に、喜寿を迎えた鈴木洋二さんにお話を伺いました。
鈴木さんは、昭和39年3月16日、国分寺郵便局郵便課に採用後、小金井郵便局、東京多摩郵便局、そして新東京郵便局を平成20年8月に退職するまで35年間郵便内務の仕事をしてきました。
退職後、平成22年7月に「一般社団法人ホットステーション」を立ち上げ、立川市の「さくらんぼ保育園」と仙台市の「さくらっこ保育園」で二つの保育園運営を現在行っています。
じつは、退職直前に脳梗塞になり意識不明。退院した後も3年間は、自分の名前も何も分からない状態でした。ともかく歩くことをリハビリの重点に置き、毎日1万歩を目標としているうちに、挨拶ができるようになり、幼児のような文字が書けるようになりました。リハビリとしてシルバー人材センターに行き、草取り作業をしました。かなり後遺症が軽くなり、何かを始めたいとい思いが強くなり、以前から希望でもあった保育園運営を始めました。
保育園事業を運営する上で、コロナ感染対策、園児募集、行政への補助金申請等の苦労はありますが、事業運営自体に苦労はつきものですから、苦労とは感じないそうです。体に気をつけて、いつまでも元気でお過ごしください。
記者:西多摩支部退職者の会 髙橋秀夫