『我がマラソン人生に思う』
〜多摩にこの人あり~ 町田支部 加藤 清 さん
町田市在中の加藤清さんは、昭和40年町田郵便局に採用されました。
入局6年目に、マラソンを健康のために始め、競技生活は約20年になり、年間4000㎞走っており、早番勤務の日は勤務後に、夜勤勤務の日は午前にランニング通勤をしていたそうです。弁当袋を抱えて走っていた際、警察官に怪しまれてか、職務問をされることもあったそうです。
加藤さん曰く、「スピードには自信がないが、スタミナには自信があり、富士登山マラソンに何回も出場した。一番の思い出は1980年第1回北京春節マラソン会でした。レース後に地元中国選手との交流もあり、特に印象に残っている。」
加藤さんの優勝回数は、大小合わせると約100回。フルマラソン自己最高は2時間34分30秒。出場回数は452大会であり、すべて完走。また、町田市民レースには、10連覇の大記録。平成6年10月引退までの走行距離は、なんと87,431㎞。
現在、加藤さんは、町田市民民生委員として、日々1時間のウォーキングをしつつ地域貢献に努めています。加藤さんは長年保険営業に勤め優績者でもあり、各地の郵便局等から講演依頼があり、「各地で完走マラソンを経験したこと」等を講演されたそうです。このような経験から、人脈、人望、仲間の広がりがあり、何事にも耐えられる力を秘められている方だと思いました。今日も潤いのある人生を過ごされております。「加藤選手がんばれ!」
記者 多摩西連協 町田支部 青木 一
この記事内容は、Jump up Tokyo第183号に掲載したものです。